140年の歳月が、
紡ぐ美しさ。
A century of craft, care, and Ginza culture.
伊勢由は明治十一年、日本橋若松町に創業し、昭和八年、ここ銀座・金春通りに移ってまいりました。この百余年の間、粋という心、時代時代の感覚を取り入れながら、工夫を凝らしたオリジナル商品をご提案させていただき、呉服・和小物の専門店として屋号を今に受け継いでまいりました。
ここ金春通りの由来は遠く昔にさかのぼり、日本の代表的な舞台芸能「能」に行き着きます。徳川家康の贔屓としても知られ、代表的な流派である金春流の屋敷が、江戸時代に奈良からこちらへと移ってきたと伺っております。
土の魂とは不思議なもので、そのせいか今でも金春通りには和文化の香りが漂う様々なお店が軒を連ねております。毎年八月には「金春祭り」も開催され、この通りで本格的なお能をご堪能いただけます。
この様に、銀座は伝統に支えられながら「江戸の粋」を伝承してまいりました。伊勢由もこの「和という上質」を多くのお客様にお楽しみいただける様、日々精進しております。
お心に残る「とっておきの装い」を、伊勢由の逸品がお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にお越しくださいませ。
従業員一同、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
初代が浴衣の反物を担いで行商しながら呉服商の第一歩を踏み出しました。代々職人気質の家系であり、「日本の文様」にこだわった美しい色や柄の着物を強みに商売を広げていきました。
歌舞伎役者や新橋花柳界をはじめ、白州正子や三島由紀夫、小津安二郎など、日本を代表する数々の文化人に愛されてきた歴史を持ちます。
- 類まれなる目利きで知られた白州正子も、伊勢由の顧客の一人でした。
- 当時としては珍しかった「着物の繊細な柄を型を手彫りした浴衣」の美しさに魅了されていました。
- その涼しさと肌触りの良さから、贈答品としても重宝したといいます。
- 作家の三島由紀夫も同店をこよなく愛し、著作のなかにも同店の名前を取り上げていたと伝えられています。
- 本格的で洗練された古典柄や、日本古来の吉祥文様(おめでたい柄)に魅せられ、銀座の街を代表する呉服の名店として足繁く通っていました。




